2008年4月15日火曜日

和製ファンタジー

去年BSでやっていた「精霊の守り人」が4月から教育テレビでやっている。製作はあのプロダクション I.Gだ。まだ2回目なので今後どのような展開になるのかは不明だが、かなり上質な作品である。まあ、そちらのほうに興味を持った人は各々見てくれればいいのだが、おれは先が知りたくって小説を読んでしまった。小説のほう全10巻あり、「精霊の守り人」はその第1作目だ。そのくらい続くのだから結構人気があったということはできるだろう。で、今1巻目を読み終えたとこで内容のほうなのだが、これが和製としては驚くほど、よくできているのだ。作者本人もゲド戦記が好きだと言ってるくらいだが、まさにゲドの初期のころと同様によくまとまった構成のいい物語だ。無駄な語りが少なく(作者の押し付けが少ない)、かなり練り上げられている感じだ。
過去においも日本発のヒロイックファンタジー風小説はあったが、内容はあちらのパクリか漫画っぽいラノベだったりして、進むにつれ飽きてくるないし呆れてくるものだったが、今回は1作目を読んだかぎりはかなり期待が持てそうだ。
また、おもしろかったら報告します。

2 件のコメント:

ヅダ さんのコメント...

ふらっと寄った本屋でみかけたので
買ってみた。まだ読んでないけど。
ヒヒヒ氏の進める本場系ファンタジーものは
はずれが無いので期待はしてます。

ヒヒヒ さんのコメント...

えろい!!!