すっかり忘れていたのだが、先週新宿で「宇宙戦艦ヤマト 復活編」を観て来ました。懐かしいというか、なんというか。久しぶりに観て、改めてヤマトシリーズが終わった理由を再認識させられました。
二十年経っても全然上達していない、と安西先生の気持ちになりました。話が詰め込みすぎなのは仕方ないとはいえ、あんな展開では誰もおもしろがったり、興奮したり出来ないだろう。ヤマトに乗って、古代が波動砲撃つだけじゃ、ダメだって何で分からないでしょうな。まあ、西崎プロデューサーがまだかかわっていたとなっては、どうしようもなかったのか・・・
版権について裁判を何年も争った挙句、この程度の作品しか作れないとはまったく残念としか言いようが無い。今のアニメ界には優秀なスタッフや脚本家がいるのに、そういった才能を旨く使えないなんて・・・(作画は一定レベルだったが、ストーリーが壊滅してた。)
1作目の「宇宙戦艦ヤマト」、2作目の「さらば宇宙戦艦ヤマト」までは、SF的にも娯楽作としても第一級の作品だったヤマトが、今に至ってはまったくの駄作に落ちてしまうとは。今回、復活編の第一部ということらしいが、こんなレベルで本当に第二部を作るのだろうか。
なぜ最初のヤマトが成功したのか、もっと研究した上で今の時代にあった作品にしてもらいたいもである。
このままではヤマトは沈没したままだ。
・宇宙戦艦ヤマト 復活編(第一部)・・・4点
次回は今年最後の作品「アバター」でお会いしましょう。
1 件のコメント:
昔ながらのヤマトらしい展開でオイラは嬉しかったです。あとデスラー出て欲しいです。
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