2009年7月20日月曜日

トランスフォーマー リベンジ

続けざまに観た映画、最後は「トランスフォーマー リベンジ」です。この前作ははっきり言ってまったく、どうでもいいような凡作(CGは動きが速すぎて見えませんでしたが、CGはよかったですw)でした。基本的には2作目が出来るような映画とは思っていませんでした。大金つきこんでこんなつまらない映画、よく撮ったなぁというのが、当時のいつわざる気持ちでした。なのによく2作目を見る気になったなぁという感じはしますが、予告編を観ているときに何か、これはいいかもとアムロばりに閃いたのです。
結論的には、かなりの傑作でした。
日本的ロボットアニメの論法を守り、さらに圧倒的な書き込みでものすごいCGアニメの奔流。これはどこをとっても文句無しの映像的快感でした。こういう圧倒的な作りこみを見るとセルアニメではダメなのかという気がしてきます。
エヴァでいくらシンジ君が叫んだところで、デストロン(ディセプトロン)4体に単機挑むコンボイ指令(オプティマス・プライム)のカッコよさには到底かなわない訳です。圧倒的な映像の説得力を見せつけられました。
アニメはやはり動きで見せるべきということがよく分かりました。
台詞のみで中二病的な啖呵を切ったところで、薄ら寒いと感じました。(そういうのがスキな若造も多いのは事実ですがw)

あと、クライマックスあたりの、まさに「プライベート・オプティマス」な展開は、かなりの見ごたえがありました。スピルバーグ(まあ監督はマイケル・ベイですがw)は、戦場で兵士がゴミ屑のように吹き飛ぶのが好きでたまらないのでしょう。今回もこれでもかと吹き飛んでいました。レイティングの関係で、残虐シーンは控えめでしたが、どう考えても周りではムチャクチャ人が死んでいます。最近見たエイリアン映画でも、「宇宙戦争」の次に人が無残に死んでいたのではないでしょうか。デストロン軍団は容赦ないですw

・トランスフォーマー リベンジ ・・・・ 8点
http://www.mon-eri.jp/



もう少し、レイティングを上げて作っていてくれていれば、「ウォッチメン」に匹敵する作品だったと思います。実際は8.5点くらいです。
次回は「GIジョー」でお会いしましょう。

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