かつてこの世の果てでひっそり同人活動を行っていたサークル。それがGPX企画です。そこで大体定期的に作成されていた会報「欲の皮」。そのまぼろしの会報をネット上に再現するブログです。このブログは何人かのGPX企画の生き残りでお送りしています。
2014年5月25日日曜日
キカイダー REBOOT
今週末も男泣きの面々(会長、ユダ先生ダブル欠席)と和歌山のジストに行ってきた。
今回のお題は石ノ森先生の特撮ヒーローモノ原作マンガの最高傑作「人造人間キカイダー」のリメイク映画だ。
キカイダーは時代ごとに色々と リメイク(メタルダーとかもあったよねw)されているが、未だ原作マンガを超えたという話を聞かない。アニメのキカイダーはどうだったのだろうか、評判はよかったが私は残念ながら未見だ。
三週間前、「アナ雪」効果で満員だったチケット売り場も、19時開始のこの作品では、恐ろしいほど閑散としていた。入場するまでは、観客は我々だけかと思っていたが、一応他に十数名入場した。とりあえず、公開二日目の土曜日なのだ。
久しぶりにレイトショーではない時間だったため、隣に5、6歳くらいの男の子が二人座った。嫌な予感がムンムンしたが、あまり騒ぐようなら叱らねばなるまいと思いながら、観始めた。
始めはややうるさかったお子様たちも、半時間もすると完全に飽きたのか静かになってしまった。
初めは「キカイダーだ!」とか騒いでいたのに、途中からは「画面に酔った」「おしっこいきたい」とか元気が見る見る無くなってきた。(それでも走る回るとかはしなかったので、最低限のマナーは身に付けている様だ。)
普通なら、少しくらい注意してやるレベルかもしれないが、この映画ではすっかり許せてしまった。
それほど、この新作キカイダーは気合を入れて観る映画ではないことが、途中からビシバシ分かってきたのだ。
詳しくは書かないが、以下の傾向があった。
・キカイダーが弱い
・プロフェッサー・ギルが小物過ぎ
・敵のアンドロイドがほとんどいない
・ご都合主義前提のシナリオ
・光明寺博士がミスターの息子(演技に問題なし)
・ セリフがくどい
・ダークの基地が栃木県
・ハカイダーの画面外の威力が凄過ぎる
・光子が庶民的(親しみがある!)
まあ、案の定やってしまったという感じか。
アクションは結構頑張っています。(特に出だしは)
一応、続編を構想しているようである。
(今作を観るつもりなら急いだほうがよい。上映期間短そうだ。)
・キカイダー REBOOT ・・・・・・ 5点
”電磁エンド”はヤバい。(作品的にw)
次回は「Xメン」あたりか。
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