ここ10年以上、まともなバイクに乗ったことが無いので、ほとんどライダー同士のピースサインの交換を行っていなかった。普通のライダーはスクーターなんかはバイク仲間だとは思っていないので、ありえないものと思っているが、やはり道でバイクとすれ違うとそっちのほうを見てしまっていた。しかし、あまりに長い間ピースしたいと思っても出来ないので-そのうちピースサインを考えるを止めた。
たまに普通のバイクの後ろに附く事があるのだが、ここで見ていてもあんまりピースサインはしていない。バイク界では風習としては廃れたのかもしれない。
しかし、稀に原付2種のおれにも会釈してくれたり、手を振ってくれる人はいる。トンネルの中だった場合は、こっちのバイクを視認で来ていないからだと思うが、昼間でも振ってくれる人はいる。大抵はカウル付きのソロハーレー海苔だ。理由は分からないが、このバイクが多いw(あんたも孤独なのかw)
あと、今回ツーリングしていて思ったのだが、今のバイク乗りはマナーがいい。まず、車を追い越さない。20代の頃のやおや達とは全然違うw
さて、ビジホを8時に出発して、国道252号で六十里越の峠に向かう。この峠の西側の谷は日本でも有数の豪雪地帯だ。只見線(JR東日本)は小出からこの谷をとおって、只見、会津若松を結んでいるが、この超ローカル線が廃止されないのは、この峠を越える国道が冬は雪で通れないからである。
スノーシェードがつづく、ほとんど2車線に整理されている走りやすい道である。3年ほど前にも通ったのだが、毎年快適になるよう改修されているようである。(というか毎年雪崩れ等で壊れるので、同じ形をしていないだけかもしれない。)最高地点は標高800メートルくらいで、護摩壇山と同じくらい。六十里越トンネルを抜けると眺望が開け、足元には田子倉ダムが深い水を湛えている。(ちなみにこのダムには只見線の「田子倉駅」というのがあって、冬場は停車しない幻の駅となっている。ここで降りる人間はまずいない。駅以外は何も無い上に次の電車は2時間は来ないからw)
只見まで降りてくると国道289号線に入り会津田島の方へ向かう。谷沿いに水田がつづくのんびりしたところだ。
会津田島から下郷村を抜けて、以前車で走った甲子(かし)トンネルを通る。途中で那須湯元へ抜ける県道290号に入り、山を一気に下る。那須まで来ると紅葉目当ての車が一気に増加していた。地元の人が言うように紅葉の期間は車が動かなくなると言うのは本当らしい。那須辺りの紅葉は来週、再来週くらいがよさそうだった。
ちょうど走行距離が1000キロになったので、帰りに購入したバイク屋でオイルを交換した。まだ、100キロ出したことは無いが、これで心置きなく全開に出来るだろう。
それにつけても、大型に乗りたいのぉ・・・
(2日間での走行距離500キロ)(2010.10.17)
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