バイクに乗るとそこかしこから金木犀の匂いが漂ってきた。すっかり秋ですなぁ・・・
本日は以前より懸案の奥鬼怒温泉郷を目指してみた。
日光市から県道245号を通って霧降高原大笹牧場へ出る。この道はほとんど4輪の通らない、バイクに最適な1.5車線の道路だ。谷沿いに高度を稼いで行くため、あと二週間もしたらいい紅葉になるだろう。
大笹牧場では結構な数のライダーが来ていた。そのまま県道169号で栗山に向かう。もうこの辺りは寒くて、ライダージャケットだけでは、かなり寒かった。
山を降りるとまた谷沿いの道で、2~1.5車線が混ざった道だった。自分とは逆に帰っていくバイクと10台くらいすれ違った。曇り空の下、合羽もなく山の奥に進んでいくには心配な空模様だったが、どんどんいくと奥のほうは晴れていた。
この山の向こうはもう尾瀬だ。
一般車両にとっての道の終点は女夫淵で、そこから上流に行くのはバスかタクシーで無いといけないらしい。5キロ先くらいまで温泉が点在している。
ここで来た道を戻り、一路県道249号線から平家の隠れ里と呼ばれる湯西川を目指す。道の感じは清水から龍神スカイラインへ行く道みたいな勾配で、もう少し広いイメージの道だ。ここもほとんど車の通りは無く、走りやすい。
途中の「土呂部(どろぶ)」という集落。20年前の野上町のような雰囲気だ。
ここは土呂部峠を越えたすぐのところ。ここまで深山へくると、紅葉が若干始まっている。ここもシーズンには綺麗になりそうだ。
湯西川に入ると観光地らしく、大きな温泉旅館や民宿が建っている。十津川村の温泉みたいな感じか。人が微妙に多いので、ガソリンだけ入れてすぐに出発。(4リットルくらいしか入らないw)
旅館街を越えて下っていくと、やたら工事している。立派な高架の道があちらこちらで建設中だった。さらに下っていくと。
ダム工事の現場があった。湯西川ダムというらしい。このような美しい温泉をもつ谷筋にダムを造ることも無いと思うのだが、まあいろんな事情があるんだろう。
その後、国道121号線を北上し、国道400号に入り塩原の温泉街から県道56号線を通って矢板市に抜けた。この道も渋滞時のの抜け道とのことだが、十分に道幅もあり整理されているので走りやすかった。
本日の走行距離240キロ。
宇都宮に戻ってから、初めて他のPCXを見た。赤もなかなかええのぉ。(乗ってたのは同世代以上のおっさんだった。)
(2010.10.3)
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