先日、ほとんど噂にも上がっていない映画「D-Wars」を観てきた。当初は謎の巨大生物によるデザスター映画だと思っていたが、中身はドラゴンファンタジーの現代版みたいな映画だった。「ドラゴンライダー」(こっちの方がマイナーか)の悪者が現代に来て、アメリカ軍と戦うといった風の内容だ。監督と制作は韓国で舞台はロス、主役の二人も白人(ただし前世は朝鮮人)、D-Warsの「D」はドラゴンというめずらしいスタッフ・制作であった。
一緒に観ていた友人はあまりのバカらしさに、序盤の悪のドラゴンの軍団(ゲッターのメカザウルス軍団みたいな)が朝鮮の農村を襲うところ(ロケット攻撃)で爆笑したほかは寝たらしい。
確かにかなり無茶なストーリー、および微妙に予算不足で無理矢理な場面転換(ニューメキシコから一気にモルドールの力の塔前風の広場(オールCG)へ)の映画だったが、ハリウット映画にはない荒唐無稽さとハッピーエンドではないラストにより、これはこれでいいんじゃないかと個人的には納得した。同じ低予算でもスターシップトルーパー3に比べれば監督の心意気は買えると思った。(まあバーホーベン監督に一般的な心意気とかはないと思うが…)
レッドクリフが思った以上に空気だったので、今年の映画も消化試合に入ったかと思ったが、思った以上に収穫のある映画だった、。何気にハンゲーの心意気も感じる映画だった。
次回は「地球が制止する日」でお会いしましょう。
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