2008年12月23日火曜日

世界が静止する日

今年最後と思われる映画「世界が静止する日」を観てきました。
初日の午前零時前の回でしたが、人の入りは微妙でした。最近ネットの批評が早いため、それによって観客の入りがかなり影響を受けるようですが、いきなりこの映画にも地雷臭を感じてしまいました。それも主演はキアヌ・リーブス、人生ワースト映画「JM」の主役と来ている。
マトリックスでかなり見直したものの最近はかなりダメ映画に出ていたため懸念がぶり返していたのだが、今回の映画も結論から言うと見るべきところはこれぽっちもない映画でした。
なにか致命的にダメというのではないが、ともかく全体的に地味であり、もっというならテレビ番組でも作れる映像であり、ストーリーは20年前のNHKの中学生ドラマ並というショボさでした。
宇宙人のロボットは不気味というより、実写CGの鉄人28号並の異次元表現だし、宇宙人も正体を現さずキアヌと中国系の人類擬態のまま。宇宙船はほぼ光球のみの表現で、全然満足できません。
これで何か感じろと言われても、エスパーじゃなきゃ無理な感じでした。
やっぱり、キアヌ主演は気が抜けねーぜw

2008年12月1日月曜日

D-Wars観てきた

先日、ほとんど噂にも上がっていない映画「D-Wars」を観てきた。当初は謎の巨大生物によるデザスター映画だと思っていたが、中身はドラゴンファンタジーの現代版みたいな映画だった。「ドラゴンライダー」(こっちの方がマイナーか)の悪者が現代に来て、アメリカ軍と戦うといった風の内容だ。監督と制作は韓国で舞台はロス、主役の二人も白人(ただし前世は朝鮮人)、D-Warsの「D」はドラゴンというめずらしいスタッフ・制作であった。
一緒に観ていた友人はあまりのバカらしさに、序盤の悪のドラゴンの軍団(ゲッターのメカザウルス軍団みたいな)が朝鮮の農村を襲うところ(ロケット攻撃)で爆笑したほかは寝たらしい。
確かにかなり無茶なストーリー、および微妙に予算不足で無理矢理な場面転換(ニューメキシコから一気にモルドールの力の塔前風の広場(オールCG)へ)の映画だったが、ハリウット映画にはない荒唐無稽さとハッピーエンドではないラストにより、これはこれでいいんじゃないかと個人的には納得した。同じ低予算でもスターシップトルーパー3に比べれば監督の心意気は買えると思った。(まあバーホーベン監督に一般的な心意気とかはないと思うが…)
レッドクリフが思った以上に空気だったので、今年の映画も消化試合に入ったかと思ったが、思った以上に収穫のある映画だった、。何気にハンゲーの心意気も感じる映画だった。

次回は「地球が制止する日」でお会いしましょう。