2008年7月14日月曜日

超人ロックの話

昔からかれこれ30年近く超人ロックを読んでいる。
超人ロックだけは一生読み続けてもいいと思ってる。
で、超人ロックはそんなに面白いのかと問われると、確かに万人に進められる面白さかどうかには、自信がない。
それでも、初期の7巻までは抜群に面白かった。
1巻「炎の虎」、2巻「魔女の世紀」、3巻「ロードレオン」、4巻「ロンウォールの嵐」、5巻「冬の惑星」、6巻「サイバージェノサイド」、7巻「光の剣」。ここまでを読んで好きになったファンは多いと思われる。しかし、その後の長~い銀河帝国編とかは、かなりつらい内容になっている。
そして、少年画報社から出なくなり、数年ロックは沈黙するのだが、「聖者の涙」で戻ってきた。「聖者の涙」はさしぶりの当たりで、ここで超人ロックと再び付き合う気になったものだった。
その後何冊かがメグコミックで出て、最近は2誌で連載を続けている。最新の「凍てつく星座1・2」と「エピタフ」を本日読んだが、この二作品なかなか面白い。しかし、アワード連載の「凍てつく星座」は、最近の傾向としてやたら恋愛模様がベタベタと続く傾向になってきているので、要注意だ。サブキャラが恋愛するのはいいのだが、ロックまで恋愛するのは、ファンは望んでないだろう。(デューク・東郷に恋愛を求めるようなものだ。)
「エピタフ」は今までありそうで、無かった話で銀河帝国編で唯一筋の通ったサブキャラ「ド・ラージュ大臣」の半生が描かれているのが、面白い。ロックでは、主人公以外は2,3の例外を除いて、新編であっさり殺されることが多いので、今回の抜擢は破格の待遇といえるだろう。(「流浪3」って出てたっけ?ひょっとしてこれが「流浪」の続編?)
まあ、最近すっかり超人ロック熱が冷めていたのだが、やっぱおもしろい。
そろそろ、テレビアニメ化してもいいんじゃね?

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