2019年12月1日日曜日

ターミネーター ニューフェイト

例によって和歌山に帰ったときタイガー君を誘ってジストシネマに行った。
今回の映画は『ターミネーター ニューフェイト』である。
キャメロンが参加しての二十うん年ぶりのターミネーター2(大ヒットした)からの正当な続編との触れ込みである。
因みにこの2作目を観たがいがため、当時レーザーディスクプレイヤーを買ったりした。あの頃、29インチのブラウン管にS端子接続で観たが、思った以上にショボい画質でレーザーディスクの限界を思いしらされた。たが、今思えばプレイヤーのせいというより、モニターの表示能力の限界だったのだろう。

今回はプロモーションに力が入っていて、かなりネット広告も打っていたので公開前からよく見聞きしたタイトルである。
私は公開後、約1カ月経過してから観たことになる。
観る前に同僚から芳しくない意見を聞いていた。

私の感想としては良かった。物語も面白かった。
古いタイプのアクションだが、十分に堪能出来た。
だが、観た後タイガー君と話すと彼も気に入らなかったようで最低レベルの評価だった。
そんなに酷いとは思わなかったのだが、彼の話と同僚の話から原因が分かってきた。
どうも二人ともヒットした2の後の作品も全部観ていたのだ。
私は2以来このシリーズは未見である。(ないしは完全に忘却している)
この差のようである。
彼らは少なくともジョン・コナーの物語としてこのシリーズを捉えていたのに、今作の展開はそれを完全に無視しているのだ。それがどうしても納得出来ないのだろう。
熱心な信者でなくても、そのシリーズを追ってきた者にはその作品への期待感または世界観との調和がある。それが完全に否定されるのだ。あの『最期のジェダイ』のように。
これでは物語の筋に入る前に拒否してしまうだろう。

幸い私にはそれがない。
新しいレブ9のしつこい描写は別にして、歳をとったサラ・コナーのアクションも、温いシュワちゃんの演技も心地よかった。
それに何にもまして女戦士グレイスが良かった。
これには痺れました。
知らない女優だったが、メチャクチャカッコいい。今までいたようで、実写では初ではないかというビジュアル。
もうこれは観てもらうしかないのだが、シュワ、サラ、レブ9という個性的なキャラを全部喰ってます。
セクシーではないのだが、もうこれはマシーンとしてカッコいいとしか、言いようがありません。
ぜひ、彼女主演で別のアクション映画を作ってほしい。(リアル『キャミー』ですよ。背は高いが。)


・ターミネーター ニューフェイト ・・・ 9点

ほな、また。



2018年3月24日土曜日

ブラックパンサー

興業収益でSW8を越えたと噂のブラックパンサーを観てきた。
開始から3週間程経っていたので特別混んでいないが、それなりの人入りだった。
ハッキリ言って期待はしていなかった。また、いつものマーベルニューヒーローのスタートアップ映画だと思っていたが、いい意味で期待ははずれた。
これまでと同じような、何故ヒーローになったか、というような説明部分は殆ど無く、ヒーローとしての役割を描いていた。
特にワカンダ王国が超先進国として描かれており、アフリカ人にとってはくすぐったい程のファンタジーである反面、白人主義の西洋文明側の人間にとっては、それはある種の刺激を伴う感覚に誘われる不思議な体験であった。
物語は始終、このアフリカの超先進国の価値観を踏まえて進行していく。安易な正解はなく、主人公も歯切れがいいだけの薄っぺらい感情だけに流されるようなバカではない。
トニー・スタークが一作目で見せた葛藤に近いものがあった。ただ、アイアンマン1では、結局副社長の悪事が全ての根幹だったとして、あっさり全ての問題が片付けられてしまったが、問題は貧富の差である南北問題であり、それはけして解決していないのだということは、とりあえず舞台の裏に仕舞い込んでアイアンマンは続編を作っていったが、ブラックパンサーは敢えて、現実問題を逃げずにそれでいて活劇として成功した希な作品になった。
今後、続編でこのテーマが深められるか、否かは不明だが、シビルウォーで顔出ししたチャカ王子が一作目でここまで深みをもって描かれているのは高く評価されるだろう。ただ、ハリウッドの大作でこの路線を続けていくのは恐ろしく困難なことと予想される。
キャプテン・アメリカよりシリアスなヒーローが現れたことで、いよいよキャプテン・アメリカの役目も終わりなのだろう。

・ブラックパンサー ・・・ 8点

次回はインフィニティ・ウォーかパシフィック・リム2、さもなくばデッドプール2でお会いしましょう。

2017年12月17日日曜日

スターウォーズ8 最後のジェダイ

ネットで誰にも予測できない傑作だというスターウォーズシリーズの最新作を観てきた。
シネコンで久し振りに多くの観客と一緒に観た。

以下一部ネタバレあり(観ていない方は読まない方がいいです。)

映画の内容は予測できないというより前回からの物語性を継続していないので、予測のしようがないんだと思った。(登場人物が自分に嘘をついていました、なんて言ったら観客に分かるわけないだろw)
ディズニーに買収されたら金儲けのための女・子供重視のえせ臭い映画になるだろうと思っていたが、それが本格的に実行されていた気がする。(あの鳥なんて「商品」でしかないだろ。)

前作(EP7)は私的にはいい物語だった。世の中には懐古的だと批判する向きが強いようだが、スターウォーズシリーズなんだから、明快な勧善懲悪でいいじゃないかと思っている。
しかし、今作では気持ちの悪いリアリズムが物語に入って来ている。
リアルな貧困家庭問題だったり、経済社会の混沌とした仕組み、アジア系登場人物の大量投入等。
正史でないスピンオフなら「ローグワン」みたいにある程度リアルな戦争物語もありだと思う。
しかし、今作のこれはなんだろう。アクションシーンを繋げるための方便しかないようなストーリーに今更な社会問題をくっつけて何がしたいのか。
また、メインの物語がとにかく観客の注意を惹くためにドンデン返しの連続を追い求めた結果、縦軸のない細切れな物語になってしまっている。
変化する事は悪いことではないが、シリーズである限り過去の物語からの教訓をある程度継承しているべきだろう。
教訓はヨーダがルークに言った「失敗経験も教えろ」だけだか?
それにしても、ジェダイ学校は何回弟子育成に失敗してるんだw

今作で一番気にくわないのがルークの扱いだ。
特にラストシーンでルークが死ぬ必然性がまるでない。
昨日まで魚を銛で突いていた元気な爺が、フォースを操っただけで死ぬのだろうか。
オビ=ワンもヨーダもアナキンもそんな死に方はしていないのだが。
ジェダイがフォースをつかって疲れて死ぬなんて、頓死じゃないんだろうか。
今作に一番不満なのがこのルークの描かれ方なのだ。旧作でかなりの高見に登ったはずの主人公が弟子の育成失敗があったにしてもここまで情けない状態に陥るというのが、不満なのである。
オビ=ワンはもっと信念を持って生きていたのを知っているルークがこのざまというのがなんとも酷い。
また戦いにおいてもレイは強いのかもしれないが、それにしても伝説のルークが叩き伏せられるなんて情けなさすぎだろう。

あともう一つ、ハイパードライブでの特攻だが、あんなのが利くならデススターでもあれで良かったんじゃないか、ということ。
それともファーストオーダーの旗艦のシールドはそんなに弱いのか?

至る所で今回の監督(兼脚本家)はスターウォーズオタクでシナリオも凝っていると宣伝されているが、本当にそうなのか。マスコミに近いレビューはほぼ諸手を上げて評価しているが、何だかとても気持ちが悪い。

前回のハン・ソロに続いてルークも退場した。次作ではレイアも退場確実なので旧作との大きい関わりが切れてしまうスターウォーズシリーズは、どうなるのであろうか。ディズニーの商売の食い物になるだけなのか・・・
物語の流れ的には次作の舞台は今作の10年後、レイを中心に規模を盛り返した反乱軍と二頭体制のファーストオーダーの決着編になるだろう。
で、真の黒幕が登場すると思うのだ。頭脳ドローンではないだろうか。

スターウォーズ8 最後のジェダイ ・・・・・ 6点

好きなシリーズだからこそ辛口で語ってしまった。すみませんでした。

2017年4月23日日曜日

ゴースト・イン・ザ・シェル

この週末、久しぶりにタイガー君と映画を観に行ってきた。
公開3週間目のスカーレット・ヨハンソン主演の「ゴースト・イン・ザ・シェル」、士郎正宗原作の「攻殻機動隊」である。
3週間目にして、1日二回上映とそれほど当たっていないようだ。

アニメの原作付きでは、そんなに流行らないのも仕方ない。大方の観客はヨハンソンの肢体を見に来ているようなものだろう。
確かに最大の見所は、そこである。
思ったよりガッシリしているが、人間の体では美しい、否、かなり美しい方であろう。それをボディスーツだけになって、画面狭しと十二分に見せてくれる。サービス精神旺盛な映画だ。
惜しむらくは、アップになった時のシミやソバカス、吹き出物をCGで消してやれば、更にサイボーグらしく見えたのに。

内容は押井監督の「ゴースト・イン・ザ・シェル」をベースに、TV版のセカンドギグを混ぜたような感じだろうか。
アニメ版が完成され過ぎているので、どうしても物語(設定)が単純化され過ぎているきらいはあるが、初見の観客にはこれくらいのストーリーでないと厳しいとも思う。

まあ、観て損した感じは全く無い。

・ゴースト・イン・ザ・シェル  ・・・・・ 8点

光学迷彩最高!

2017年2月4日土曜日

ドクター・ストレンジ

久しぶりに和歌山で映画を観た。
マーベルヒーローの一つ、「ドクター・ストレンジ」である。しかし、私は今までこのヒーローを全く知らなかった。
ビジュアル的にも日本でウケる感じではないので、市場に出回らず余り接することも無かったのだろう。
それでも知らないからと言って、つまらない訳ではあるまい。事実、過去にも初見のアントマンなどはかなり面白かった。
公開二日目の19時の回だった。客は日曜の夜のためか、少ない。
何時もの席に座り、業のようなラビーナのCMを我慢し、映画は始まった。

一人も見覚えのある俳優がいない。それは新鮮さに繋がったが、出だしは何処かで観たような展開だ。
スーパーパワーを会得する段も、CGはなかなか凄いのだが、まあ5番せんじってとこか。
ドクター・ストレンジは魔法使いなので、強さの根拠がよく分からない。
敵との戦いも、体力なのか魔力なのかも判然としない。情緒的な対決が続くばかりだ。
これが悪いとは言わないが、なんだか冗長に感じられる。
盛り上がりのない前座レスラーの試合という感じか。

全体を観終わって、これはアイアンマンの一作目と同じだと気付いた。
傲慢なエリートが苦難に陥り、正義に目覚めるというストーリーだ。
悪くはないが、新鮮味はない。恐らくアベンジャーズで合流しても、スタークと被り過ぎていて、使いどころが無さそうなヒーローだ。
当然、二作目が用意されているが、何だかこういった登場のためのセレモニー的映画は、もういいんじゃないかと思い始めてきた。

驚愕するようなヒーロー物が観たい。
例えば「ウォッチメン」のような。
関係ないが先日アマゾンプレミアムで観た映画「電人ザボーガー」はある意味驚愕した。リメイクはこうあって欲しい。

・ドクター・ストレンジ ・・・・・・・ 6点

2017年1月8日日曜日

三江線に乗る


年明けの三連休に島根県の江津から広島県の三次に向かう列車に乗った。
三江線という来年の3月で廃線になる路線を乗りに来たのだ。
終点の三次駅まで行ける列車は1日二本、一本目が始発の午前6時江津駅発の二両連結の列車だった。

私が午前5時半頃乗り込むと、既に四人掛けのボックス席は全て取られていた。
どう見ても鉄道オタクのオッサン達が十人ほど、席に荷物を置いて一眼レフを片手に写真を撮り回っている。
ロングシートに座って発車を待っている間も、次々に判で押したような歳をくったオタク達が乗り込んでくる。
服装の基本は、アウトドアメーカーのセミロングのジャケットにジーンズ、靴は100%スニーカーだ。
よく考えたら私の格好もほぼ同じだった。

何だかんだで席はほぼ埋まった状態で出発した。沿線住人と思われる乗客は1割もいない。ほぼ婆さんだ。

出発してもまだ明けない暗闇の道中である。
ただ、景色は見れなくても、車内はある意味なかなか見れないような面子になっていたので、飽きなかった。

嬉々として走行中の列車内をカメラ片手に忙しなく歩き回る50代の男、相席のボックス席の窓際にテディベアを置く残念なカップル、後部運転席横の車窓に食い付いて離れない爺。何故かずっとメモ用紙に俳句を書き続ける男。

このある意味修羅達を乗せた列車は三時間後、終点の三次駅に到着する。

1時間半ほど経過すると、やっと小雨の朝靄の中に沿線の家々が見えてきた。
明るくなるにつれこの路線の良さがハッキリとしてきた。

江の川を中心に石見地方の赤い瓦の家々が連なって建っている。
それほど広くない谷に沿ってゆっくりとした速度で走っていく。
観光路線として魅力に溢れていると言っていい路線で、乗客が少ないので廃線にするとは、JRの取り組み不足ではないのかと思う。
説明を読めば、この路線は昭和50年までは途中が開通しておらず、三次から途中までを三江南線、江津から途中までを三江北線として運用されていたそうである。恐らく長い時間をかけ、困難を乗り越えて開通した路線なのだろう。
それが全線開通から僅か40年余りで全廃止とは、寂しい限りである。
軌道を行く列車があって初めて完成する景色もあるのに、それが無くなるのである。
確かに沿線の町村は過疎化が進んでいる。この先人口が増えることも無いだろう。しかし、今廃線することは、高齢者の不便を更に助長することになるのではないか。
廃線は地方の呼吸を止めるのに等しい、と考えるのは余所者の傲慢だろうか。
この川筋に列車の警笛が響かない時が、永遠に続くことを住民はどう思っているのだろうか。

秘境駅である長谷駅で三人降りた。彼等はまごう事なき鉄道オタクであろう。
駅は川の瀞に面していて、成る程秘境であると唸らされる雰囲気であった。

三次駅に着いて、そのまま折り返しの列車に乗る。
立っている乗客もいるくらい盛況だ。
廃線が決まると乗客が増えるのを、もっと前から乗ってくれたら、廃線にならなかったのに、と言う人がいるが、それは無責任な言葉と言うべきだろう。
この三江線にいつか乗りたいと思っている全国の鉄道ファンは多いはずである。
しかし、乗るために江津駅や三次駅に来るまでが既に不便過ぎるのだ。また、全線を走る列車が1日で片側2、3本しかないというのも致命的だ。
これは乗り鉄的には、三江線を全線乗るためには一泊することが必要だということなのだ。これはかなり敷居が高いと言わねばならない。要は時間と費用が余計にかかると言うことなのだ。
だからいつか都合がつけば行こうと考えている人がかなりいたはずである。
それが廃線によって前倒しで来るようになり、休みの日だけ盛況な原因になっているのだ。

石見川本駅で江津行の接続待ちが1時間半あった。
昼飯のお好み焼きを食べて列車に戻ると、川本町の町長がハッピを着て列車に乗り込んできて、町のアピールをしていた。
二両連結の百人に充たない乗客にそこまでするのか、と少し驚いたが、それだけ周辺市町村にとっては切迫した状況なのだろう。

地域社会の消滅。
必然的に訪れる現象を前にして、私にはまだそれに対して気持ちの整理がつかないのだ。



2016年8月29日月曜日

シン・ゴジラ

お盆に久しぶりに男泣きの面々と映画に行った。(会長、ユダ氏欠席)
巷で噂の庵野監督の「シン・ゴジラ」だ。

ゴジラ映画を映画館で見るのは何十年ぶりかだ。
20時過ぎの回で、公開3週間目にしては結構入っていた。
いつもの席に座り、長いCMを観る。ここで何度も書いているが、映画の予告以外の宣伝を見せるのは本当にやめてほしい。金を払っている客に、全く関係ない結婚式場のCMを見せるのは、どういう了見なのだろう。

映画はサクサクと進む。ゴジラの登場シーンもそんなにもったいぶっていなくてよい。
初期ゴジラの動きが面白い。
これは面白い傑作映画では、と開始20分は思っていた。

しかし、話が進むにつれ変な方向にファンタジーめいてきた。
怪獣映画なのだからファンタジーなのは当たり前なのだが、出てくる政府側の主役たちが出来るいい人過ぎて気持ち悪いのだ。あまりに現実離れしている。
「インディペンデンスデイ」と同じような気持ちの悪さなのだ。
まだ、「インディペンデンスデイ」は、お約束な結末にするために制作側が仕方ないだろ、という気持ちが現れているようなユーモアがあったのだが、この映画からは感じられなかった。
なんか、本気で信じているような(させたいのかも)気持ち悪さが終始続くのだ。
例えると、エヴァのゼーレみたいな感じがするのだ。
本当は中身空っぽなのに、雰囲気だけ描くのであとは感じてみたいな。

しかし、それも東日本大震災を見てしまったから、政府の描き方に個人的に違和感を覚えるだけかもしれない。
現実と映画は違う。それでいいはずだ。
「シン・ゴジラ」は映画としては、普通に面白い。ゴジラを倒すための最終作戦の絵面も、コミカルでいて説得力がある。
ゴジラ映画として語る力は私にはないので、そこの評価はできないが、日本のSF系映画として出色の出来だろう。

それでも私にとっては気持ちの悪い映画であった。

・シン・ゴジラ ・・・・ 8点

次回は?

2016年5月2日月曜日

キャプテンアメリカ3 シビル・ウォー


GW最初の週末は男泣きのメンバー(ユダ平岡氏欠席)と「キャプテンアメリカ」の最新作を観に行った。
封切り間もない20時の回だったが、人の入りは40人程。思ったより入っていなかった。

「キャプテンアメリカ」はマーベルの中でも気に入っていて、前2作も面白かった。そして、稀有なことに今回も大変面白かった。
「アベンジャーズ2 エイジオブウルトロン」が、今一だったことに反して、良い意味で期待を裏切られた。

「アベンジャーズ」シリーズが主人公格揃いで、話に纏まりがないのと反対に、今作はあくまでも「キャプテンアメリカ」シリーズである。主人公はスティーブになっているため、盛り上げ方も安定している。ちゃんとカタルシスを味わえるようなストーリー展開になっている。
「アベンジャーズ」では、物語上関係のないソーやハルクにも時間を割かねばならず、それが盛り上がりに欠ける結末に繋がってしまったように思う。

今作で噛ませ犬として割をくったアイアンマンには気の毒だが、「キャプテンアメリカ」にとっては、見せ場の多いストーリーだった。
しかし、この映画を「シビル・ウォー」として、「キャプテンアメリカ」の名前を小さくして宣伝している日本の配給会社はどういうつもりなのだろう。
まるで「アベンジャーズ3」として売りたがっているようだ。
はっきり言って、マーベル映画で今一番面白いのは、もはや「キャプテンアメリカ」になっているのではないか。変な話だが、日本人に一番受けるのは高潔で悲劇的なキャプテンアメリカというキャラに違いないと思うが。

今回のマーベル映画シリーズは「アイアンマン」から始まっているのは事実だが、アイアンマンはシリーズを終えて、物語の中では戦うモチベーションを有しておらず、狂言回しになっているに過ぎない。
ただ、キャプテンアメリカだけは、今後来るであろうカタストロフに向かって、更に進んで行きそうである。彼の最後が今マーベル映画シリーズの完結編となるような気がする。
そんな暗い予感を抱かせる予想以上の大作であった。

・キャプテンアメリカ シビル・ウォー ・・・ 9点

次回は「デッドプール」、「シン・ゴジラ」、「インディペンデンスデイ2」でお会いいたしましょう。


2016年4月20日水曜日

姫新線に乗る


平日だったが、年度末の休日出勤の代休があったので、行ってみたいとかねてより思っていた姫新線に乗りに出掛けた。姫新線とは兵庫県姫路市から岡山県新見市間を走っているJR西日本の地方路線である。
朝5時半に部屋を出て、始発駅の姫路駅に向かう。

7時前の姫路発播磨新宮行きには、学生やリーマンが結構乗っており、二両編成の車内は立っている乗客も多かった。
列車は姫路市の住宅地を抜けて、少しずつ中国山地の中に入っていく。

次々と乗客が入れ替わっていく。
沿線地区は学校や住民が多いようだ。
イメージしてたより、遥かに賑やかな車内だった。
学生がこんなに早い時間から通学しているのかと感心もした。いつもなら私はまだベットの中にいる時間だからだ。
半時間で終点の播磨新宮駅に着いた。大方の学生やリーマンはここで降りて行った。私は隣のホームで待ち合わせている佐用行きに乗り込んだ。

ここからは男子高校生が多く、空席も目立つ。
いよいよローカル線のそれらしい雰囲気になってきた。
車窓からは住宅が少なくなり、なだらかな山々の新緑が多くなってきた。
また、八重桜が所々に咲いている。丁度、満開になっている木も多い。
低い角度の朝陽に照らされた美しい春の風景が眼前に映し出される。

1時間ほどで佐用駅に着いた。
ここでも連絡する列車は既に停まっていた。
今度の行先は津山駅である。
この列車には初めは五人しか乗客は乗っていなかった。
1両編成の列車は、ちょっと他所では見ないような狭い谷沿いをゆっくり進んでいく。狭い処に水田や家が点在している。如何にも中国地方の山里という感じの場所を縫うように軌道が敷かれているのだ。
佐用駅から数駅の間がこの路線の核心部であった。
たまに線路脇の小枝が窓に当たるのを聞きつつ、これだから乗り鉄は止められないとしみじみと感じていた。
自動車で走るとどうしても自分で進行方向を決めざるを得ないが、列車は線路任せだ。それがほどよい目眩にも似た感覚を生む。
また、高架部分では真下の地面や川の中まで見える。
ドローンのように飛んで見ているように風景が一望できるのだ。

終点の津山駅の2つ手前の駅から老人会の団体客が乗ってきて、満員になったので興趣が薄れたが、かなり乗り鉄を満喫した1時間だった。

津山駅から姫新線の終点新見駅への連絡列車の待ち時間は30分ほどあった。
この区間も最初の乗客は五人から始まって、終点では私を含めて二人しか乗っていなかった。
もう一人は明らかに鉄道マニアの三十代の男だった。

姫新線は初めの区間こそ、それなりに人は乗っていたが、やはり奥に行くほど不採算路線であるというのが、実感としてよく分かった。さらにド・ローカル線のお決まりとして、二時間に一本のダイヤ編成だ。

新見駅に着くと正午に近く、グーグルマップで食堂を探すと、近所に名物エビメシというのを見つけたので行ってみた。
駅から歩いて十分ほどのスーパーの中にある喫茶店みたいな店だった。
昼前にしてはよくお客は入っていた。
大方の人が食べているエビメシを注文した。
出てきたのは見た目、ドライカレーの上にシバエビの剥き身を載せたようなものだった。しかし、食べてみると仄かにカレー風味ではあるものの、どちらかと言うとドライのハヤシライスみたいなものだった。

不味くはないが、これならドライカレーでいいなと思った。
味付けは本格的な洋食屋だったので、何を食っても外れは無さそうだった。

午後1時前に新見駅に戻り、これからどうするか悩んだ末、米子経由で帰ることにした。時間的にもいい頃合いだった。
偶然、先程の鉄オタも戻ってきており、彼は私より先に出発する備後落合行きの列車に乗った。
時刻表を確認するとその路線は1日に5本ほどしか運行していない高難易度路線だった。何故か派手に負けた気がした。
終点の先には木次線がある。
乗り鉄の師匠(同僚)から、ここは厳しいとかつて聞かされたことがあった。
いつの日にかまた、ここを制覇するために戻って来なければなるまい。

帰りの特急からも同じような山里の風景を見た。しかし、風景を見るなら朝方に限る。帰ることが脳裏にあると本心から楽しめないものだ。
ただ、夕陽を浴びたお地蔵様は強く郷愁を誘われる絵であった。

新大阪駅に着くと午後8時だった。
久しぶりの乗り鉄は体に堪えた。

2016年4月10日日曜日

バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生


今週末は正月から久しぶりの映画に男泣きの面々(会長、ユダ平岡氏休み)と行った。
今回の映画は予定通り「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」である。

公開から二週が過ぎて、劇場もまばらな21時の回を観た。ウッカリ3Dにしてしまった。いつもの最前列だと、視点がずれまくりだった。

マーベルのアベンジャーズと張り合うDCのジャスティスリーグの一作目だった。スーパーマンとバットマンという、世界観が違い過ぎるヒーローがどう絡むのか、というのが焦点になる作品であったが、如何だったろうか。
大方の予想通り、ご都合主義と勢いだけで、やってしまっていた。納得感は全く得られなかった。

やはり、無理だったんだ・・・
というのが、正直な感想である。

スーパーマンと人間のコスプレバットマンじゃ、差がありすぎる。
戦うということがお話にもならないのが、筋っていうもんだ。

しかし、今作ではそれがなんとかなってしまっていた。おいおい・・・

理性では全く納得できないが、ワンダーウーマンが出てきたあたりから、どうでもよくなりました。
もう何でもいい。

どうやっても納得出来ないので、いつしかカーズは考えるのを止めた。
という境地に達した。

もういいじゃないか、ブラックナイトのことは忘れよう。これはアナザーワールドなんだ。そもそもバットマンの世界には、天変地異クラスの敵なんかいやしないんだ。

この映画は「東映マンガまつり」なんだ。ゲッターロボVSデビルマンなんだ。

つまり無理難題を振っておいて、どの程度赦せるか、ザック・スナイダーによって観客の度量が試されているんだ。

肚を決めるんだ!

映画トランスフォーマーのストーリーを問わないと同じで、提示された画面だけ観ると、TFよりよっぽど面白いじゃないか。

そして、このブログを書いていて、今、気付いた。
気に入らないのはこういうことだ。
スーパーマンの救世主としての悲劇が見事に描かれているのに、バットマンのいいところが全く描けていないからだ。
だからバットマン贔屓の私の気が収まらないのだ。

バットマンのいいところ?

変態なところに決まっているだろうが!

・バットマンVSスーパーマン ・・・ 8点
(ワンダーウーマンは素晴らしかった。)

次回はシビルウォーです。

2016年1月3日日曜日

スターウォーズⅦ フォースの覚醒


2日の日は男泣き映画大会の面々(ユダ平岡氏欠席)と大作映画「スターウォーズⅦ」を観に行った。
会長、偽物ロックオンは公開日に観ているので二回目の観賞となる。

今回はいつものジスト和歌山ではなく、イオンモールのシネコンに出掛けた。
3Dの揺れる席(DBOX)を試してみた。料金はレイトショーの倍の2600円したが、正月だし、久しぶりのスターウォーズだからいいか、と思った。
観終わった結果、まあ、3Dはいいのだが、ここのシートはあまり揺れないので、特に選ぶ理由はないと感じた。もっと揺れるシートならそれなりのメリットはあるだろう。

で、内容なのだが、当然ネタバレは書くつもりがないので一般的な話しとして書くと。
ネットでは批判的な意見が目立つ本作であるが、個人的にはアナキン3部作よりスターウォーズとしてしっくりきた。
ジョージ・ルーカスも言っているが、懐古的過ぎるからだろう。ルーク3部作に近く、いたって金はかかっていなさそうに見えるのだ。当のルーカスは批判として言っているのだが、私はそのことは好ましいことだと思った。
スターウォーズやスタートレックに斬新なアイデアや、全く違った方法論が必要だろうか。殆どのファンはそんなことをしたいなら、別のタイトルを立ち上げろと考えるだろう。
スターウォーズはルーカスの創作物だが、作品への時代のニーズを原作者が一番分かっている訳ではないないことを、我々は他の映画やアニメで散々経験してきたではないか。

何十年かぶりに観るレイア姫やハン・ソロはそれだけで価値のあるものだ。
主役の娘も実にいい。
メロドラマ風なストーリー展開も実にスターウォーズらしいと言えるだろう。
今回の制作スタッフは過去を良く学び、こうあるべきという確固たる考えで伝統的なスターウォーズ・サーガの続編を作った。
実にスターウォーズらしい最新作に唸った平成28年の正月だった。

・スターウォーズⅦ フォースの覚醒 ・・・・・ 8点

次回はバットマンVSスーパーマンでお会いしましょう。

2015年12月6日日曜日

スペクター


この週末は待望の007「スペクター」を見に行った。今回の参加者はなんとタイガー君だけ。残りのメンバーは私用で欠席となった。
今回の映画は二日目、土曜のレイトショーだったので、それなりの観客を予想していたが、思ったより少ない。(男泣き映画大会の出席メンバーも少ないw)

個人的には前作「スカイフォール」があれだったので、本当の完結編があるのが嬉しい反面、またツマらぬストーリーだったら、どうしようという不安もあった。ダニエル・クレイグの最後を飾るに相応しいアクション巨編を期待して、いつもの指定席に座った。

上映時間は2時間半を越えていた。
ご都合主義、どうでもいい演出もある。かなり一杯ある。
それでも退屈はしなかった。
久しぶりにダニエル・ボンドのタフなアクションを見せて貰った。
こんな男になりたい。と思わせるかっこよさが溢れていた。

ストーリーは語らないが、完結編に恥じないものだったと思う。バットマン・ライジングに似ているのかもしれない。
最高ではないが、十分な出来だった。

ダークナイト>ライジング
慰めの報酬>スペクター

今回のヒロインは微妙な部位もあるが、全体としてかなりいい女であった。ストーリーとしても、ダニエル四部作でも珍しい展開だった。

前作でも書いたが、007にあまりハイテクはいらない。変にSF的なギミックを入れなければならない葛藤があるなら、時代設定を過去にすれば良いのではないだろうか。
人間臭いアクションと、個人(ボンドや敵)と組織(社会構造)の衝突がこのシリーズの最大の見所だと思うが。

 スペクター ・・・・・・ 8点

次回はいよいよSW7ですな。

2015年10月11日日曜日

アントマン


今週末いつもの面々(今回は全員出席)とアントマンを観てきた。
三連休の初日で、マーベルヒーローで、公開2週間ほどなので、ある程度入っているかと思ったが、午後9時の回で20人くらいだった。
キャプテンアメリカやアイアンマンと比べると地味なヒーローなのでしかたないのかもしれない。

観終わっての第一印象は、兎に角、華のない映画だったな、というものであった。最近のアベンジャーズ関連映画には必ず出ていたブラックウィドーも出ておらず、ヒロイン(と言えるのかも微妙な位置付け)も可愛くない、歳も行ってそうという、お色気担当のいない布陣で、ある意味かなりハードコアな物語になっていた。

で、映画自体はどうだったかというと、かなり面白かった。小さいヒーローという、あまり見かけない映像が連続していて、視覚的には興奮する要素が多い。
ストーリーはマーベルではよくあるパターンだったが、そこは無視しても気にならなかった。
楽天的なノリのお気楽さが、アメージング・スパイダーマンを連想させた。これは中年になったのピーター・パーカーの物語なのかもしれない。

想像していたより遥かに蟻要素の強い作品であるが、これはお勧め出来ます。
美男美女は出てこないが、かなりの良作である。
アベンジャーズシリーズが好きなら、早く観に行った方がよい。

・アントマン ・・・・・・ 8点

やっぱ次回は蟻女も観てみたいですよね。

2015年9月13日日曜日

Pixel


先週土曜日、男泣きの面々(タイガー欠席)と「Pixel」を観てきた。
今回の映画も全く期待せずに観たが、かなり面白く感じた。(よくあるアレですね)
これは四十代になったオタクの末路と、魂の救済を描いた快作であった。
しかし、この映画を手放しで喜ぶには、葛藤があった。あまりに救済され過ぎていて、逆に現実のオタクはもっと悲惨であると告げられているような惨めな気分になるからだ。
このような対象を絞った映画が作られるのは結構なことだが、いざ自分の年代がターゲットになっていると思うと、オタク万歳のバカ映画として、冷静に語れないものだ。

まあ、自分の感情面としては悶々とするところがあるのだが、映画自体は非常に面白かった。ある意味一服の清涼剤と言えるような、通快さが物語全体を覆っていた。
また、所々にある80代キャラへのオマージュもツボをついていた。
オタクな懐古的なネタ話をここまでエンターテイメントとして成立させたのは、立派と言える。何回も使える手法ではないが、自身この年代になって偶然観た印象に残る一本となった。

・ピクセル・・・・8点

偶然は必然なのかもしれない。

2015年8月21日金曜日

ジュラシック・ワールド


平成27年のお盆休みの最後の土曜日に、久しぶりに男泣き映画鑑賞会のフルメンバーで映画を観てきた。
個人的にはアベンジャーズを観たかったが、メンバーの二人が既に観ていたので、進撃の巨人かジュラシック・ワールドの二択となり、多数決でジュラになった。
前作のジュラシック・パークは何作か観たが、内容は殆ど忘れていた。当時はそれなりに見映えのする恐竜映画だったように思う。
で、今回だが、ストーリーはお察しのアトラクション系で、カタルシスはほぼ無い。
ヒロインのそこはかと無い熟れた色気が、必要以上に感じられたことだけが、印象に残った。(まあ、それはそれで良いのだが)
一週間が経ち、細部はかなり忘れたが、この映画はストーリーを追うものではないので、どうでもいいだろう。
かなり人が喰われるシーンがあったが、もっとスプラッターにしても良かった。年齢制限をもっと上げたショッキング映画と割りきっていれば、カルトっぽい扱いを受け得たかもしれない。
我々は2Dで観たが、3Dの動くシアターで観れば、もっと楽しかっただろう。

ジュラシック・ワールド・・・・・・6点

今年後半も面白そうな映画がまだありそうだ。

2015年3月22日日曜日

ホビット3 ~決戦のゆくえ~


この映画を観たのは昨年末だった。男泣きの面々全員が珍しく揃って観たのだが、大分時間が経ってしまった。
書こう書こうと思っていたのだが、ぐずぐずしている間に3月になってしまった。
なかなか書けなかった理由は、私にとって面白くない映画だったのだが、普通に考えてそれほど酷い出来ではないと、心に引っかかっていたからだ。
では、何が私にとってつまらなかったのかだが、二作目に続きトールキンワールドに馴染まない薄っぺらい恋愛が、前作よりましなもののあったこと。
戦闘が単調で、カタルシスが無かったこと。
サウロンやレゴラスにあんなに活躍の場を与える必要性が全く無かったこと。
スマグゥとゴブリン、ドワーフだけで、宝の争奪戦をやれば良かっただけのように思う。

しかし、物語上の続編、指輪物語の前日譚として、面白い所もあったのも事実である。
たが、原作至上主義者としては、ホビットの物語は痛快なだけで良かったのではないだろうかと強く感じている。ビルボの痛快な冒険談の未来に、暗い運命の物語があるのは、周知の事実なのだから。
実際、原作を読んだ大方のファンもその順で物語を体験しているはずである。
ビルボの明るさ(獲得)と、フロドの暗さ(喪失)の違いに思いを馳せるのは、個人の自由で良かったのではないだろうか。

取り合えず、トールキンワールドの映画化は終わったように思うが、21世紀初頭にこれだけのものが出来たことは、未来のファンへの大きな贈り物となるだろう。

・ホビット3 ~決戦のゆくえ~ ・・・・・・ 6点

二部作が最適でしたの。

2015年3月19日木曜日

機動戦士ガンダム ジ・オリジン ~青い瞳のキャスバル~


先日、会社の同僚と「青い瞳のキャスバル」を観に行ってきた。
短期間の上映のためか、平日の21時からの回にしては観客が多かった。
年層は予想どおり高めだ。
流石、ファースト世代は歳を重ねて来ているw
映画は一時間程なので、またぶった切りの半端ストーリーだろうとたかをくくっていたのだが、その1時間が長く感じる程の濃密な展開で、アッパレという出来だった。
ファースト以前の時代を描くことは、かなり成功したと言えるのではないだろうか。
ただ、やむを得ないことだが、既存のキャラを描きすぎたため、世界観が小さくなってしまったようだ。
この辺りは原作付きの宿命だろう。
あれほどの過去があるにも関わらず、本編の時代にそれほど人間関係が濃くないのは、矛盾と言えるだろう。
ダイクン家とランバ・ラルにあそこまでの関わりは必要無かったのかもしれない。

今回、タイトルはキャスバル=シャアだが、見所はザビ家の面々の描かれ方だろう。
ドズル、キシリアは分かりやすい描かれ方をしており!なるほどと直ぐに納得することが出来る。
良かったのは、デギンとギレンのやり取りである。
特にデギンの台詞はかなり痺れる名言であった。
ガンダム史的には、ギレンの圧倒的な政治家としての評価が定まっているが、デギンは単なる政治的デマゴーグに収まらない、哲学者または歴史研究家のような深みまで描かれていたような気がする。

イデオロギー運動において、理想家のジオンをそのまま戴くことの危うさを最も理解していたのが、一番の理解者であるデギンであったことが、非常に哀しく、物語に重厚さを与えていた。
ある意味、ザビ家でなければならなかった歴史の必然を証明する物語でもあった。

今から次回の「悲しみのアルテシア」が楽しみである。
しかし、何回やって完結させる気なのだろうか?

・機動戦士ガンダム ジ・オリジン ~青い瞳のキャスバル~ ・・・・・・ 8点

次回はウォシャウスキー姉弟の「シュピター」か。

2014年8月17日日曜日

トランスフォーマー ロストエイジ


今週末は男泣きの方々とジストへ公開して暫く経つトランスフォーマー第4作「ロストエイジ」を観に行ってきた。今回の参加者は会長、ユダ、ロックオンと私の四名。まだ、お盆休みの雰囲気が漂う二十時半の開始だった。
私は特にトランスフォーマーの熱心なファンではないが、都合全作観賞している。なので、大好きではないが、毎回結構楽しんできている。
前回で一応メガトロンとコンボイの戦いには決着がついたのだが、この新作ではどのような展開が待っているのか?
前作までのどうでもいいパートを務めたへなちょこの兄さんはクビになり、人間側の登場人物は一新されている。しかし、人間側のドラマは本当にどうでもいいパートとして、今作でも全体の半分を占めている。ストーリーは別として、構成は変わらない。これは吉本新喜劇の恋愛パートにも通じる様式美というべきなのかも知れない、映画版トランスフォーマーの不変の法則である。(観客の誰もが気にも止めていないが、必ずありますよね。マイケル・ベイはあそこで笑いをとるつもりだろうけど、アメリカ人じゃないので、そこまで高まらないのだ。)
物語の方は相変わらず、どうでもいい感じなのだが、映像は見応えがある。否、そこだけを観る映画なのだが、変に凝った人間模様を入れたせいで、三時間の上映時間中一時間は無駄に過ごした気がした。

・トランスフォーマー ロストエイジ ・・・・・・ 6点

この技術力でゲッターロボ作って欲しい。頼むルーカス!(焼け死んでたけどw)

2014年7月6日日曜日

オール・ユー・ニード・イズ・キル


今週末は予定通り、トム・クルーズ主演の新作「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を、半年ぶりの参加の会長を入れて総勢五名で観に行ってきた。
上映2日目、21時の回でまあまあの人の入り。しかし、広告の量からすると若干少ないかも知れない。
いつもの指定席で、最近更に酷くなったCMを我慢しつつ、飲み物ばかり口にしていると、半時間程してやっと本編が始まった。この映画館の宣伝は投書したくなるしつこさだ。

本編の内容は予告編を観ていたので、ある程度予想していたが、実際の映画は本当に巧みに作られていた。
タイムパラドックスものは大概、ご都合主義が蔓延しているのだが、今作はそれを最低限、気にならない程度に演出されていた。
映像だけではなく、先のストーリーが気になる久しぶりの映画だった。
こんなに物語が面白かったのは、ダークナイト以来かも知れない。
更に予告編からの期待を裏切らないところが素晴らしい。
トムさん、かなりのオタクですよねぇ。ツボが分かっていらっしゃいます。宇宙戦争も良かったし、彼にはこれからもドンドン、侵略エイリアンと戦って貰いたい。

 ・ オール・ユー・ニード・イズ・キル ・・・・・・ 9点(実際は8.5点)

次回はトランスフォーマーかゴジラで、お会いしましょう。

2014年6月1日日曜日

X-MEN: フューチャー&パスト


今週末は以前より予定されていたX-MENの新作を男泣きの面々と見に行った。(会長欠席)
X-MENはもう何作作られたろうか。最初のX-MENは十年以上前に観に行っ たが、期待していた物とは違い、がっかりしたような気がする。一番の理由はウルヴァリンがかっこよすぎて原作からかけ離れていたことが最大の理由だが、その他もマグニートがじじいすぎる、サイクロップスがお子ちゃまに見えるとか、黄色のスーツ拒否とか、兎に角監督のブライアン・シンガーは原作に思い入れ無しだなと諦めてた。
その後、2、3作目も観たには違いないが、映画館ではなく、DVDでだったかもしれない。兎に角余り熱心ではないもののチェックは続けていた。(ウルヴァリンのスピンオフ物は全く観ていないがw)
そして昨年、コンビニで安く売られている最初の物語(「ファースト・ジェネレーション」)を観て、存外に面白かったので、X-MENは今後復活するかもしれないと密かに期待していた。
今作の唯一の危惧はウルヴァリンが出て来ることだったが、結果から言えば、余り気にならなかった。やっとブライアン・シンガーも分かったようだ。ウルヴァリンはキャラは立っているが、戦闘では大して重要ではないことが。
今回でやっと期待水準まで映画版も来たかと思った。
続編は新世代メンバーでやるようだし、ウルヴァリンにとんちんかんな大活躍をさせなければ、面白くなりそうだ。
X-MENは正義の身勝手集団対強力なピンの悪役でやれば良いのだ。しかし、それを纏めるのはウルヴァリンじゃおかしいでしょ、ってことです。

・X-MEN: フューチャー&パスト ・・・・・・ 7点

センチネル最高!観たいシーンに応えてくれるのはお前らだけや。(センチネルでスピンオフ作ってくれたら観に行くわw)