おいす。
昨日、いつもの男泣きの面々と映画に行ってきた(今回は会長出席w)。
お題は二年前のGWに観た「タイタンの戦い」の続編だ。
あれから十数年後を描いており、前作で妻となったイオはすでに亡くなり、英雄ペルセウスはギリシアの片田舎で一人息子と漁師をしているところから物語がはじまる。
最初に古代の人々の暮らしを描くのは手法として正当であり、その後のスペクタルに重みを与えるものだが、この作品も定石とおりそれをおこない成功している。当然、尺が足りないので十分ではないのかもしれないがそこは割り引いて考えるしかないだろう。(しかし、最近の米国製のアクション巨編は本当に上映時間を削る方向になっている。この映画もおよそ100分と二時間ない。)
懐かしの色っぽくなったアンドロメダ女王と再会し、いよいよ冒険=探索の旅が始まるのだが、そこに出てくるギミック、クリーチャーは圧巻だ。牢獄はビジュアル的によくこんな風にデザインして動かすことができたなと感心した。インディーのダンジョンに出てくるギミックはこれに比べるとかなりショボく見える。視覚的な驚きがそこかしこにあった。
英雄譚なのだからストーリーはどこがどうなろうと予定調和的だ。この作品でもストーリーは特にひねりのない単純なものだ。しかし、中に出てくる映像が凄ければストーリーなんてどうでもいいと言える。私たちはマンガを読みすぎているので、とかくストーリーやプロットに重きを置きがちだが、見たことない映像を観ることが本来映画の本質だと思う。そういう意味でこの映画は真に映像的快感に満ちている。
今回、この映画を全然期待しないで観たが、トランスフォーマー2に並ぶ、映像表現だったと思う。集団戦闘のシーンでは、映画版指輪物語を一部超えていた。
近い将来、この映像とストーリーが組み合わさった傑作が出てくることを確信した。
・タイタンの逆襲・・・・8点(ストーリーはあれなんで・・・純粋にビジュアル評価で)
二作目が出来たことが奇跡だと思ったが、三作目も用意しているとのこと。
シャーロック、カーター、タイタンこの三作品は今後同じタイミングでリリースですな。
1 件のコメント:
え?タイタン3やるの?じゃあ次は
ペルセウスの息子の話かのぅ?シャーロックホームズは3作るの難しそうやね。(2の終わり方的に)
まぁ、原作には困らんやろうけど、キレのいいところで終わってたからねぇ。
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