2013年3月17日日曜日

釣った魚

「釣った魚には餌をやらない」と市井ではよく言われるが、私の今凝っている磯の浮きフカセ釣りは撒き餌が無ければ、成立しない釣りである。
オキアミのブロックを3個くらい使うのだが、現在1ブロック(3キロ)で700~1,000円である。一回に撒く餌は大体3,000~4,000円というところである。普通に考えて、これだけお金を使うなら八百屋さんとこへ行けば、いい魚を売ってくれるだろう。
で、どんな魚を釣っているかというと以下のような魚を釣っているのである。

マアジ。 釣れる時は連続で釣れる。食べると旨い。


 イサギ。これも美味しい魚。梅雨頃が旬である。またその頃によく釣れる。大物は40センチ以上になる。

 アイゴ。棘に毒があり、刺されるとかなり痛いらしい。力が強く釣り味は悪くない。


 アカタナゴ。ウミタナゴの一種。この固体は結構大きかった。雑賀崎の田ノ浦で釣った。代表的エサ取り。


 オヤビッチャ。熱帯魚っぽい。島嶼部の暑い時期の餌取りの代表。


ソウダカツオ。新鮮なものの刺身は旨いと聞いた。スピードがあり釣るのは面白い。


 スマカツオ。かなり旨いらしい。田辺のほうに行ってモチカツオといえばこれ。


 クサフグ。最大のエサ取り。磯釣りではこの魚を一番多く釣った。当然毒あり。

 タカノハダイ。低水温に強く、これが釣れると他の魚が釣れないという、不幸の代名詞的魚。これが釣れると、その日は確かにあまり釣れない。

 ブダイ。田辺では「イガミ」といって地元では喜ばれるらしい。根魚で、引きは強く面白い。

 アカササノハベラ。ベラの一種。たまに釣れる。個人的にはこれが釣れると、グレはあまり釣れない気がする。

 タカベ。これも大群で湧いていて、磯に付いている時はこれしか釣れなくなる。食べると美味しいらしい。

 ムロアジ。伊豆島嶼部では「くさや」の原料。フライになったり、ダンゴになったり結構食事に出てくる。群れが回ってくると、連続で釣れる。

 口太グレ(メジナ)。これを目的に釣りに行っている。現在までの最大長は47センチ。バスと同じで50センチの壁は厚い。仲間の尾長グレ(クロメジナ)は日本記録で80センチを超える。釣り人に聞くと旨いらしいが、私的にはそれほどでも・・・(寒グレが旨いとのこと) 一方、釣り味は大変よい。

 イスズミ。グレに似ており、生活圏も同じなためよく釣れる。引きもグレに劣らないが、不味いらしい。この固体は三宅島で釣った50センチオーバー。(八丈島で美味しいといわれているイスズミは「ノトイスズミ」という種類らしい。)


 ソウシハギ。毒魚。ウマヅラに似ているが食べてはダメ。

この外にもチョウチョウウオ、エイ、ダツ、マダイ、シマアジ、サバとか釣っているのだが写真が見当たらなかった。
海が遠いので簡単に行く訳にはいかないが、和歌山にいた頃に磯釣りしていたらどうなっていたでしょうな。

では、またそのうちに。