2013年2月17日日曜日

ベルセルク 黄金時代篇Ⅲ 降臨


前二作もレビューしたのでお約束として、ベルセルク三部作の完結編を観てきた。今回も和歌山に帰らなかったので、宇都宮で日曜のレイトショーで観て来た。30名くらいの客が入っていた。

今回は前2作とは違い、一挙に上映時間が2時間くらいと長くなっていた。地下道を逃げるシーン及び黒犬騎士団の所が端折られていたので、時間の割には活劇が少なく見所が少ない気がした。
どうせ三部作でやるなら、1作目はドルドレイ攻略まで、2作目はグリフィス救出までをすべきではなかったのだろうか。ワンワン団のオズワルドは出しておくべきだと思った。(やはり続編を作る気が無いので、本筋以外のキャラは黙殺かw)

唯一の見所「蝕」でのゴッドハンドの登場シーンはマンガをよく再現していて、見事だと思ったが、最後のガッツが運命を受け入れるところは、こんなんだったっけと、少し白ける演出だった。
上映時間が2時間もあって、見所が蝕の場面だけとは、構成に問題ありというしかなく、観た満足感が少ない劇場映画だった。(OVAならこんなもんだろうが・・・)
おそらく続編は作られないだろうから、今後の使途狩り編への期待についても、もやもやしたままだろうが、このような名作マンガの上質な映画化はいい企画だと思う。
無理だと思うがそろそろ「超人ロック」を超絶映像で観てみたいw

・ベルセルク3 ・・・ 6点

次は何が来るのか、全然チェックしてません。