2010年3月22日月曜日

シャーロック・ホームズ

本年度最初の映画らしい映画「シャーロック・ホームズ」に行ってきました。
今回は年末以来になる男泣き映画大会実行委員会の皆さんと一緒に(委員長は腹痛のため欠席)観てきました。
公開から1週間たった映画館は、閑散。俺たち4人以外は4、5名だったような・・・
いくら23:20からの回だからといって、人入って無さ杉!
今回の映画は当然名探偵シャーロック・ホームズを題材にした映画な訳ではあるが、それが逆に作用しているのか、映画の出来に比して人の評判が立っていない。(ロバート・ダウニーJrが一般ピープルには微妙という気もするがw)
はっきりいってこの映画は、かなりおもしろい。かつよく練られている。(冒険活劇という意味で)すでに小説のホームズのイメージでも、海外ドラマのジェレミー・ブレット(史上最高のホームズ役)のイメージでもないが、ホームズという有名キャラを使って見事に、パラレルワールド化した19世紀末のイギリスを描いている。オリジナルがどうだこうだとか言うのはまったくナンセンスで、この切口でホームズを再定義したことに拍手したいものである。(ワトソン博士がすごい男前って、これが一番オリジナルなところかもw)
この興行成績からすると次回作は厳しいかもしれないが、是非二作目を作ってもらいたい。これで終わりにするのはもったいない世界観である。あと背景、小物、セット共にスキのない完成度である。
なお、ホームズとワトソンの関係がルパンと次元の関係にも見える(アイリーンはほとんど不二子だしw)。そう考えるとこの作品は名探偵ホームズではなくルパン三世をリスペクトしているのかもしれない。ラストシーンなんて、ほとんどカリ城だしねw

・シャーロック・ホームズ・・・・・8点

次回は「タイタンの戦い」(大期待!!)でお会いしましょう。

2010年3月7日日曜日

機動戦士ガンダムUC


行ってきました「OVA機動戦士ガンダムUC 1巻」w
最初はOVAかよ、と舐めていましたが完成した1巻を見たところこのクオリティは、テレビじゃちょっと無理っぽい。それくらい作画がよく出来ていた。00もよく出来ていたが、モビルスーツ以外の背景の書き込みが、とにかく尋常じゃない情報量だった。
また、ガンダム史上ここまでスペースコロニーを描ききった作品も初めてではないだろうか。
ストーリー的には特に目新しさが無いものの、主人公バナージを中心によく集約されていた。バナージの戦う理由付けが弱いような気がしないでもないが、今後のストーリーの中で補完されて行くのだろう。
全体で58分とけして長くは無いが、内容は濃かった。最終巻までこのクオリティで行ってもらいたいが、OVAの常で途中でだめになる可能性もあるだろうが、バンダイには気合を入れてもらいたい。
今回は物語発端でもあり、映画でもないことから評価は付けません。
しかし、やはり”ガンダム”の真髄は宇宙世紀だなと思いましたな。